事例No.2781
お客様業種:国立研究所
対象機器: 富士通
・PRIMERGY RX300 S8 ×5台
・PRIMERGY RX100 S8
・ETERNUS NR1000F F2220 ×3台
・DS 4246
・DS 2246 ×5台
・アナログKVMスイッチ(4 ポート)
・17インチ ラック・コンソール
保守形態:オンサイト保守 平日9時-17時
設置場所:京都府

研究開発分野でのDX推進は、ソフト面として研究データを戦略的に収集・共有・活用するための取組を強化すると同時に、ハード面では、長期プロジェクト期間中のデータ保持、実験の自動化や遠隔地からの研究インフラへのアクセスを可能にする研究施設・設備のリモート化・スマート化、更に次世代情報インフラである高速通信ネットワークと高性能計算資源の整備が加速している。
次期システム移行までの期間、第三者保守を選択した事例です。

■お客様の課題

メーカーから保守延長不可の連絡を受けたが、システム更改の予算確保の見込みも立たず、また、機構として元々、現行システムの継続使用の意向があったため、第三者保守化を検討している。
国公立、あるいは公共性の高い分野の施設や企業に関する保守実績を重視している。
コスト面の制約がはっきりしており、その制限をクリアできるか懸念がある。
搭載されているHDDには重要なデータが含まれるため、持ち出しができず故障パーツは返却できないが、それが可能か懸念がある。

■データライブの対応

お客様のご理解および、データライブの実機への知見を深めるため、早い段階から可能な限り現地まで赴いて面談および詳細情報の入手に努めました。
対象機器について、また、国公立および公共性の高い分野の施設や企業に関する保守実績も多数あり、問題なく対応可能なことを説明しました。
コスト面での制約についても、当社のコスト削減(部材原価、役務原価の交渉)を図り、お客様の要望を満たす形で提案しました。
他にも、コスト削減の方法のひとつとして、遊休機器を保守パーツとして転用、もしくは買取をおこない、保守対応するといった有効活用も提案しました。
お客様の運用ルール内で適切に処分いただくため、【HDD返却不要サービスオプション】を付けたカスタム保守を提案し、保守要件を満たせることを説明しました。

■導入効果

システム更改のめどが立たない中、現行システムの継続使用が予算内で可能になった。
保守交換パーツの調査から仕入、検査、生産、配備、保管状況、および交換後の部材の取り扱いと処分(セキュリティ上でも安心して利用できること)について詳細な説明があり、安心することができた。
他社数社も含めて業者選定を行ったが、サービス品質や各種リスクなど様々な観点からの提案をいただくことができ、十分対策の整った保守サービスであることが理解でき、選定過程において基準の参考にもなった。

富士通 EOSL延長保守サービス

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