事例No.202106
お客様業種:証券・クラウド
対象機器:
・HPE ProLiant DL380 Gen9
・HPE ProLiant DL380p Gen8
・HPE ProLiant DL380 G7、G6、G5
・HPE ProLiant DL360 Gen9
・HPE ProLiant DL360p Gen8
・HPE ProLiant DL360 G7、G6、G5
・HPE P2000 G3 MSA Array Systems
・Oracle SunFire X4170
・Oracle SPARC Enterprise M3000
・Oracle SPARC Enterprise T5120
・EMC Data Domain DD670
・EMC DataDomain ES30
計263台(2021年 現在)

保守形態:
オンサイト保守 24時間×365日、
オンサイト保守 平日9-17時

段階的に増強を行ってきたデータセンター内の仮想基盤において、既設の基盤ハードウェア群の維持にかかるコストを削減したいニーズがあります。
ここでは既存の仮想基盤の維持に第三者保守を活用し、既存基盤の価値を高めながら維持し、新規の機器入れ替えもうまく計画しながらIT基盤マネジメントを行っているお客様の事例をご紹介します。

■お客様の課題

これまで徐々に増強を行い、順次台数が増えた基盤に対して、各世代の混在するハードウェア群に対して障害対応できるか。
導入から10年以上経過した本体の交換用の保守パーツ・本体の枯渇リスクを抑え、全世代に対して障害対応できるかが懸念のため、保守パーツを安定供給できるパートナーを探している。
コスト面ではスケールメリットが出る提案を期待したい。
全国の主要都市で対応してほしい。
各データセンターの運用監視メンバーと十分な連携を取れるような障害対応フローを調整してほしい。

■データライブの対応

これまでお取引の実績があるお客様で、事業ユーザー様よりデータセンターでIT基盤をマネジメントを行っている企業様を通じて、ご相談をいただきました。
今回対象となるハードウェアに対して交換パーツの備蓄量も問題ない点を、弊社の拠点のご見学を通じて在庫量などの説明をしました。
障害対応フローについては、障害ログの授受や窓口の設定などコミュニケーション計画をITマネジメント担当の企業担当者と打ち合わせを行い、リハーサルを実施しました。
また、保守用交換パーツもモジュール毎の障害頻度の実績より必要数を算出し、必要な拠点に配送できるよう、分散配備の計画を行いました。

■導入効果

既存の機器の導入時期によって、保守期限のばらつきがある状態を段階的に第三者保守サービスへ切り替えを行いながら、まとめて更改時期をそろえることができるようになり、 その後の機器入れ替えや、新規基盤への移行ついても、事業者ユーザー主導で計画を立案することができるようになりました。
結果として、 IT基盤の維持費を低減でき、長期利用と無理のない更改計画ができるようになったことで、IT基盤マネジメントの価値も上がり、事業者ユーザーのIT基盤マネジメントサービスに対する期待にお応えすることができた。

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